• C86新譜『ヒストリアス』出展のお知らせ


おはようございます、リリィです。
夏ですね!暑いですね!コミケですね!
今年は涼しいと、いいね…。

今回はスーパー極道入稿になってしまって
Twitterを見てくれている皆様をかなりヒヤヒヤさせたWAVEのふたりでございますが、
先日無事に入稿が終わりましたのでご報告致します。

http://www.circle-wave.net/product/aem0003/
▲特設サイト:音が鳴ります。音量にご注意を。▲

CD番号がaemになっているのでお察しの方も多いと思いますが
今回の企画は完全に私の独断と偏見でできています。

というのも、最近イベント会場に赴く度に
「Recordare(2012年M3秋)以降ALSTROeMERIAの新譜出ないけど、まだ?」
とお客様からお声掛け頂く機会が増えてきまして、
それじゃあ、たまには頑張るかなー、と。(笑)
"ALSTROeMERIA"というのはWAVEに出会う前の私の個人サークルだったりします。

すっかりWAVEでの活動がメインになってきて、
もうメンバー扱いでいいんじゃないの?みたいになってたここ最近。
「まぁ、結局の所スタッフは一緒だしサークル名とかどうでもいいかな」とか
本人は思ったりしてたのですが
どうやら、リスナー様からするとそうじゃない。(笑)

Recordareの後続アルバムを期待してくれていた皆様に
ここ数年「まだ?」とお声掛け頂き続けて(笑)気づきましたが、
たしかに、WAVEで何かを作っている時というのは
常にまずもりがん君が何作りたいかを聞きつつ相談する所から始まるなぁ、と。
なぜかというと、WAVEには相当な歴史があって、
今は天国にいるRIOさんがもりがん君と共に礎を作った事を知っているから。

時の経過とともに、人と人との関係や、
その人自身の音楽性というものは変遷していく物だとも思いますが
それでもやはり、昔からWAVEをご贔屓にして下さっている皆様が
聞きたい音はどんな音かな、って考えてしまう部分が大きかったりするのです。
その結果がイベント毎の「もりがん君何やりたーい?」に繋がるんですが。(笑)

ALSTROeMERIAの音は、私自身が誰の意見も聞かずにこれ歌いたい!
…と我儘貫かないと出ない音なのかもしれないなぁ、と思った次第です。

というわけで
今回は昔からやりたくて、でもいろいろな事情で封印してた企画を
形を変えて再発動する形で実現に向けて奔走させて頂く運びとなりました。
当時の私の言葉を借りるなら
「AVTechNO!さんのボカロ曲で"歌ってみた"CDを作りたい!」
…というのがそもそもの事の発端。

私の音楽活動の最初のフィールドはニコニコ動画でした。
元々は作曲関係のお仕事をしておりましたが何かと息詰まる事が多く、
5年ほど前、気晴らしも兼ねて好みのボカロ楽曲を歌ってみたのが始まりだったりします。

当時といえば、ニコニコ動画自体もまだ発展途上でいろいろとカオスだったので
"このサイト面白いなー"とたくさんの動画を閲覧しまくった記憶がありますが
その中でも一番のお気に入りだったのが
"ボカロP・AVTechNO!"の投稿するボーカロイド楽曲の数々でした。
今でこそご本人が消してしまった動画も多いですが、
彼の楽曲がなかったらそもそも当時あそこまでのめり込んで
投稿活動をしなかったのではないか、とすら思います。

また、彼の楽曲には"歌ってみろ"のタグがつくものが多く、
挑戦欲を掻き立てられてたくさん歌っては自分の実力のなさに絶望したモノですが
あれから5年いろいろな形で地道に歌い続けた結果ようやく、
楽曲の難易度と、それを表現するのに必要な実力の均衡が取れてきたのではないかな、
と思えるようになり、今回のアルバム作りに踏み切る事に致しました。

AVTechNO!さんにはこの数年間も色々と助けて頂く事が多かったですが
今回のお話をさせて頂いた時も面白がっryげふんげふん。
ご快諾を頂きまして、この数カ月全面協力をして下さいました。
昔からやりたいやりたい、と言いつつ
実力が足らないとネガネガしていた私に特に文句を言う事もなく、
ここまで友人としてお付き合いして頂きました事とも併せまして
感謝は募るばかりでございます。
この場をお借り致しましてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

そんなわけでアルバム内のAVTechNO!さんの楽曲ですが、
まずは過去発表作が3曲(Tr01/02/04)、どれも思い入れのある楽曲ばかりです。
というか、昔動画投稿させて頂いた楽曲ばかりだったり致します。
当時の音源を知ってるリスナー様はお茶吹くんじゃないかというレベルで
巧くなってる(当社比)と個人的には思いますので、
動画の残っているTrack02/04は聞き比べてみると面白いかもしれません。(←自傷行為)
やっちゃった人は、笑い飛ばして下さいね?泣きたい。

更に、新曲を2曲書き下ろして頂きました。(Tr03/05)
こちらの楽曲達は全て造語。
C86ではAVTechNO!さんもボカロ新譜を発表されるのですが
そちらのアルバムの世界観の中で使われている言葉で歌詞を書いて下さいました。

下記バナーが詳細になります。
YOUTUBEとニコニコ動画にクロスフェードも上がっていて、
本当に素敵な楽曲ばかりですので
興味がある方は是非併せてお手にとって頂けましたらと幸いに御座います。
C86当日のブースはWAVEのおとなりのロ27abだよ♪
http://avtechno.ukime.org/


また、普通に原曲のカラオケで歌っても面白みがないよね、ってことで
AVTechNO!さんの5楽曲はもりがん君とCrankyさんの手によるREMIXが施されています。

Crankyさんには〆切ギリギリになって(Morrigan君が)お話したせいで
すごーく大変な目に遭ってもらう事になってしまいましたがごめんよ…
そんな事もどこ吹く風で、とてもお洒落なアレンジに仕上げて下さいました。
ZOU+という楽曲、原曲を知っている方ならわかるナチュラルお経部分。
Crankyさんには「催眠効果っぱない。」と言われましたが(笑)
眠気に負けずに〆切と戦ってくれてありがとうございました!

そして我らがもりがん君。
原曲を完全に覚えきってる私に何度も何度も
「ここの音がちっがーうっ!」という超絶細かいリテイクを発動され
すっかり耳コピにうなされてましたが、
希望通りのアレンジに仕上げてくれて超感謝。(笑)

もちろん、もりがん君の楽曲も歌っております。(Tr07~09)
何気に今回のもりがん新曲は作詞を全て私がやっています。
それにしてもTr09が変態すぎて馬鹿です。

さらに、Track06では私自身が10代の時に作った楽曲をリメイクしてみました。
実は作曲できるんだな、これが…。
打ちこみはあまり得意じゃないのでアレンジはもりがん君にぶん投げました。
ここでも耳コピに泣くもりがん氏の姿が…

Track10は高阪昌至君に作詞作曲をお願いしました。
普段はアニメ関係やメジャーアーティストさんへの楽曲提供をされている旧友で、
とても印象に残るメロディを作る作曲家さんです。
今回の楽曲は切な系ポップスですが、アルバム中で1曲だけ異色に爽やかなので
トリに持ってきたら何かのエンディング始まった、みたいな切り替わりができてて
アルバムをうまい事しめてくれたな、と思っていたりします。
素敵な楽曲をありがとうございました!

そして、最後になりましたが、
このアルバムの顔といってもいい表紙イラストを描いて下さったのは和音さん。
AVTechNO!さんといえば、イラストは和音さんしかいない!
…ということで恐れながらもお願いした所※普段はただのファンです。
ご快諾頂きまして、素晴らしく美しいイラストでアルバムに華を添えて下さいました。
上記で紹介しましたAVTechNOさんのボーカロイドアルバム
「レメアリネス」の表紙も担当されていて、
こちらのアルバムにもあちらの世界観が流入している旨を伝えたところ、
色構造を対比させてくれたり、ロゴを揃えて下さったりと
至れり尽くせりな感じに仕上げて頂いています。
レメアリネスのイラストもめちゃくちゃ綺麗ですので是非是非見てみて下さいね!

お忙しい中、引き受けて下さって本当にありがとうございました!


長くなりましたが、以上新譜の紹介でした。
皆様、当日是非是非お手に取って聞いて頂けましたら幸いにございます。

※委託通販・ダウンロード販売/クロスフェード動画は現在準備中です※
詳細が決まり次第また更新させて頂きます。

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